プログラミングに欠かせない物と言えば変数です。この変数を取り扱えないとソフトウェアの作成も非常に厳しいと思っても良い事でしょう。変数とは何か。情報を格納できる箱のような物だと思っても構いません。以下のサンプルを実行して欲しい。
1+1を表示
「1+1」を表示
「[1+1]」を表示
上のサンプルを実行すると、一行目では「2」を返し、二行目では「1+1」を返し、三行目では「2」を返すはずです。この中には変数は存在しているのでしょうか?尚、TTSneoでは「」で括られた中は文字列として認識されます。「」内で変数を使用したい場合は[]で括る必要があります。
上のサンプルには変数は存在しておりません。変数が存在しない為に、結果は常に同じ物しか返せません。次に下のサンプルを実行して欲しい。
数字は 100
「[数字]」を表示
数字は 数字−10
「[数字]」を表示
この場合はどうでしょうか。
数字という変数を作成して、最初の数字には100を代入しています。この数字という変数は100と同じ意味になるのです。2行目では「100」が表示されると思います。次の行では数字から10を引いています。そもそも数字は100と同じなのですから、90という結果がでれば正しく動作している事になりますよね。ここで気づいた方も居ると思いますが、変数を指定するとその中身は自由に変更できるのです。それにより、異なった処理をさせたり異なった結果を得る事が出来るのです。具体的にどのような処理なのかは下のを実行して欲しい。
色ボックスは 「白」
ウィンドウ1を使う
その中の大きさを(192,146)へ変えろ
その名前を「変数のテスト」へ変えろ
その背景を&h8000000Fへ変えろ
ピクチャー1を作れ
その位置と大きさを(10,50,170,80)へ変えろ
その背景を色ボックスへ変えろ
その枠をオンへ変えろ
ボタン1を作れ
その位置と大きさを(10,10,170,25)へ変えろ
その名前を「不思議なボタン」へ変えろ
ウィンドウ1の表示をオンへ変えろ
待機
手順は ウィンドウ1のボタン1をクリック
色ボックスについて分岐
「白」の場合
色ボックスは 「赤」
「赤」の場合
色ボックスは 「青」
「青」の場合
色ボックスは 「黒」
「黒」の場合
色ボックスは 「緑」
他の場合
色ボックスは 「白」
分岐終わり
ボタン1の名前を「[色ボックス]色に変えたよ!」へ変えろ
ピクチャー1の背景を色ボックスに変えろ
終わり
上のサンプルを実行すると、ウィンドウにボタンが一つとピクチャーが一つ設置されていると思います。ボタンを押すとピクチャーの背景色が順番に変わって数回以降は最初から繰り返していきますよね。一つの変数だけでこのような結果を得ることも出来てしまうのです。通常ではボタン一つに対して一個のイベントだと思いこんでいるかも知れませんが、変数などを有効に使う事で何通りものイベントを実現出来たりもします。勿論、このサンプルではイベントに応じてボタンに表示されるテキストも変更してます。
このように、変数を使うことでプログラミングの表現力が大幅に違ってくるのです。逆に、変数がなければこのような処理は不可能かも知れません。どのようなプログラミングでも変数を必要とする為に、まずはこの変数を理解する事から始めるのが基本中の基本です。これを知らずしてソフトウェアを開発すると挫折への道となる事間違いないでしょう。